理念

スポーツは心を豊かにする‟文化”である。

皆さんは、スポーツにどんなイメージを持っていますか?
身体を鍛えるもの・結果を求められるものという
イメージが強いのではないでしょうか。

私たちエミネクロス・スポーツワールドは、スポーツを文化だと考えています。

文化とは英語でCultureですが、もともとCultivateつまり「耕し、豊かになる」という意味があります。私たちは、スポーツは心を耕し豊かにするもの、つまり、文化だと考えています。

もちろんスポーツには、身体を育てる、勝つ喜びという側面もあります。そして私たちはそれを否定する気は到底ありません。しかし、そちらばかりに目が行きすぎ、「スポーツは人を育てる」という広い価値を知る人が今の日本には少ない気がします。

勝てる人だけが続くのではなく、スポーツは人を育てる文化的活動だ、ということに一人でも多くの人に気づいていただき、スポーツ本来が持っている価値に多くの人が触れ合ってほしいと考えています。

Cultivate
耕し、豊かになる

子供たちの笑顔

Cultivate
耕し、豊かになる

スポーツでQOLの高い人生を

文化的価値のあるスポーツから
価値を得られるものは
2つの方法があると考えています。

01 スポーツそのものに触れること。

一つ目は、スポーツそのものに触れること。こういうと、“スポーツをする”のみと、とらえられてしまうかもしれませんが、スポーツにはさまざまな触れ方があります。具体的に言うと、“見る・聞く・話す・読む・支える”です。

たとえば、「見るスポーツ」。オリンピックでの選手の活躍を見て、私たちは元気をもらい感動します。これも立派にスポーツの価値を享受していることです。

また、パラリンピックでは「支えるスポーツ」の場面が多く見受けられます。1人の選手に対し、その選手たちをサポートしている人々がたくさんいます。このスタッフたちは犠牲心で選手をサポートしているのではなく、彼らもまた支えサポートをすることで“元気・感動・仲間・成長”を得ているのです。

このようにスポーツから“元気・感動・仲間・成長”を得る形は多様にあるのです。

02 社会・人間の縮図であるスポーツから生まれた考え方を活用すること。

もう一つは、社会・人間の縮図であるスポーツから生まれた考え方を活用すること。つまり、応用スポーツ心理学です。
スポーツで勝つためには、実力を発揮するためにハイパフォーマンスでいることが重要です。そこで、“フロー状態”というごきげんな心の状態をもっていくために、“ライフスキル”という考え方を得ていきます。 この考え方には、QOLを上げるヒントが詰まっています。
スポーツからこのような考え方を学び、人生に活かしていくことも、スポーツの価値なのです。

4つのキーワード

"元気・仲間・感動・成長"

私たちが考える
スポーツで重要なキーワードが
「元気・感動・仲間・成長」です。
スポーツは医療であり、芸術であり、コミュニケーションであり、教育であると考えています。

人間のQOLの原点となる
心のエネルギーです。
私たちは、この4つを感じることこそが、 スポーツでありPlayだと考えています。
子どもたちにそんなスポーツを通した体感を感じて、
新しいスポーツのあり方を社会に問いたいと思っています。